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生活習慣病 最大の予防は食事と生活スタイルの改善 生活習慣病は、働き盛りのサラリーマンかとくに注意しなければならない病気の一つです。予防は、その名のとおり病気の原因となる生活習慣を、できることから変えていくことから始まります。 「早期発見、早期治療から「病気の予防へ」 「成人病」は、その症状の早期発見と早期治療に主眼がおかれていました。 しかし、それは必ずしも成人になってから起こるのではなく、若い頃からの生活習慣の積み重ねと、その人の持っている遺伝的素因、さらに環境の要因が重なり合って発症することがわかってきました。生活習慣を見直すことで病気の進行を予防できることから、「成人病」を改め「生活習慣病」と呼ぶようになりました。 生活習慣病現代の豊かな日常生活を反映 生活習慣要因とは、食生活、運動習憤、休養習慣、 喫煙、飲酒などです。豊か過ぎる食生活やストレスの増大など、現代の日常生活が健康の大敵になりかねないのです。 ■生活習慣と病気の関連 偏った食習慣:糖尿病、高脂血症、心筋梗塞、狭心症、肥満、歯周病、大腸ガン、高尿酸血症(痛風)など 運動不足:糖尿病、高脂血症、高血圧症、肥満など喫煙1肺ガン、心筋梗塞、狭心症、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病など 飲酒:アルコール性肝疾患
悪化すると死に至ることも 高脂血症、高血圧、糖尿病などといった病気は、最初の数年間はほとんど自覚症状がありません。しかし、放置しておくと全身の動脈硬化が進み、最悪の場合は虚血状態または破裂など死に至る障害を起こします。内臓肥満や高血圧、高中性脂肪血症などの危険因子のある人は「メタボリックシンドローム(代謝異常症候群)」と呼ばれます。肥満や高血圧、高コレステロール血症、高血圧など、さまざまな病気を発症するリスクが高くなります。 生活習慣の修正が、最大の予防 生活習慣病は、悪い生活習慣を改善することが最大の予防であり、治療です。長い間培われた習慣を変更することは大変ですが、自分のペースで無理せず改善していくことです。そのためには、楽しんでスポーツをしたり、自分の健康は自分で守るというしっかりした考えを持つことが大切です。
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