卵や肉に潜む感染型食中毒
サルモネラ |
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夏期の漁貝類に注意
腸炎ビブリオ |
動物の腸管などに潜み、糞便を介して卵や肉で感染します。この菌に汚染されて菌が増えた食品を食べると、激しい腹痛や下痢、38℃前後の発熱を起こします。低温や乾燥にかなり強いのですが、加熟には弱く60℃30分の加熱で死滅します。
近年、毒性の強いサルモネラ・エンテリ
ティディス(SE)の割合が増えています。 |
海に潜み、海水温が高くると沿岸海域で急速に増え近海でとれる魚介類を介し人に感染します。食中毒の状は、激しい腹痛や下痢、嘔吐です。温かいと他の菌の
2倍以上のスピードで増殖しますが、真水や酸に弱く、また60℃10分の加熱で死滅します。 |
飲料水を活かす厄介な菌
病原大腸菌 |
少量の菌でも食中毒を起こす
カンピロバクター |
大腸菌は人や動物の腸管に潜み、普通は悪さをしませんが、中には病原性を持つ菌があり、これらを病原大腸菌といいます。糞便で汚染された食品が原因となりますが、特に飲料水によるものでは大規模な食中毒が起こることが多いのです。
症状は腹痛、下痢、発熱などです。加熟で死滅します |
動物の腸管に潜む菌が糞便を介して食晶を汚染し2〜7日の潜伏期問を経て、腹痛や下痢、発熱なとの症状を引き起こします。常温の空気中で徐々に死滅しますが、100個程度の菌でも食中毒を起こします。
加熟で殺菌できます。乳幼児や小児はペットから感染する可能性もあります。 |
強い感染力を持つ
腸管出血性大腸菌O157 |
調理の時には気をつけたい
黄色ブドウ球菌 |
病原大腸菌の一種で赤痢菌並みの強い感染カと毒素を持ちます。牛や豚などの排泄物で汚染された手指、水、食品を介して感染します。こくわずかな量で感染し、毒性の強い「べ□毒素」をつくります。
4〜9日問の潜伏期問を経て、激しい腹痛、水のような下痢、それに続し、て鮮血のような血便が特徴です。
75℃で1分以上加熱すれば殺菌できます。 |
傷やおでき、にきびなどの化膿した部分ばかりではなく、健康な人の鼻腔や皮膚にも見られ、手指を介して食品を汚染します。菌自体は熱に弱いのですが、増殖する際に加熱しても分解しにくい毒素をつくります。潜伏期問が30分〜6時問と短く、症状としては激しい嘔吐、腹痛、下痢などが∂チられます。
主な原因食品としてはおにぎりがあげられます。
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