ガラクトオリゴ糖は乳糖によりつくられ、母乳にも含まれているオリゴ糖の一種。自らがビフィズス菌の栄養源となることで、腸の中に棲んでいるビフィズス菌を増やすはたらきがある。他のオリゴ糖と比べて酸や熱に強く、ビフィズス菌の増殖効果が高いと言われている。善玉菌であるビフィズス菌が増えればその分、悪玉菌の活動をおさえこんで腸内環境を良い状態に保つことができるというわけです。
下のグラフはりんご味黒酢の便性改善効果を調べたもの。排便が週に4回以下の「便秘気味」の女性15人に、りんご味黒酢30mlを1日1回(毎朝食後、摂取7日間)飲んでもらったところ、明らかな改善効果が見られた(出典:手嶋久、長野正信『臨床栄養Vol.94 No.4(1999.4)』)。
|